切除術によるタトゥー除去

切除術について

切除術とは、タトゥーの入った皮膚を切り取り、周囲の皮膚を縫い合わせる除去方法です。多少の傷は残りますが、短時間で完全にタトゥーを除去することが出来ます。
タトゥーを1回で除去する単純切除と、数回に分けて除去する分割切除、皮弁法があります。

■単純切除

1回の切除により、タトゥーを除去する方法です。小さめのタトゥーや皮膚に余裕がある部位のタトゥーは、1回の切除で除去できる可能性が高いです。

■分割切除

単純切除ができない大きいサイズのタトゥーなどについては、複数回に分けて切除します。幅が小さくても、腕や足、指などで広範囲に入っているタトゥーには分割切除が適応になります。 また、単純切除に比べて、分割切除にすることで傷痕はキレイに仕上がります。 最終手術の切除面積が小さくなることで傷の長さが短くなり、創部の緊張が軽くなることから術後に傷が太くなることも防ぐことができます。

■皮弁法

タトゥーを入れた場所の隣にある皮膚をずらして皮膚を移植する方法です。タトゥー切除し、切除した跡の皮膚の形にあわせて、周囲の皮膚を寄せて縫合します。 タトゥーのデザインによっては、単純縫合すると患部が変形したり、血管や神経を圧迫する危険性があります。そのような場合は、皮弁法を行う事で、皮膚に無理な負担がかかる事無く、安全にタトゥーを除去することができます。

メリット・デメリット

【メリット】
  • 完全にタトゥーを除去できる。
  • 短時間でのタトゥー除去が可能で、皮膚の回復が早い。
  • 大きいサイズのタトゥーでなければ1回の手術で除去できる。
  • タトゥーの色も関係なく幅広いタトゥーの種類に対応できる。
【デメリット】
  • 大きいサイズのタトゥーは、数回に分けての手術が必要。
  • 縫合の跡が残る。

治療について

施術時間 単純切除:30分
(サイズ10㎝以内の場合)
分割切除:30分
皮弁法:1~2時間
※大きさにより異なります。
傷跡 皮膚縫合の傷が赤く目立つ時期はありますが(3~6ヶ月)、その後は白色に変化していきほとんど目立たなくなります
麻酔 局所麻酔or静脈麻酔(手術中眠ってしまう麻酔法)
来院 1週間後:抜糸
1ヶ月後:定期検診
3ヶ月後:定期検診
入浴・
シャワー
創部を濡らさなければ、当日から可能。
※通常の経過であれば、3日後から創部を濡らしてOK。
ダウンタイム 数日間~1週間
その他
  • 手術後1ヶ月間は、創部を強くこすらないようにしてください
  • 日焼け・強い紫外線に、当たらないよう気を付けてください。
  • 妊娠中の方は、時期によっては手術を受けることができません。

料金

刺青・タトゥーの面積計算方法

■タトゥー例・1 (トライバルタトゥー)

デザインに沿って正常な皮膚も一緒に切り取り、基本的に四角形で計算します。たて×よこで計算します。
3×5 = 15cm2となります。

■タトゥー例・2 (離れたデザイン)

1つをたて×よこで計算し、2つあるので倍にして
(3×3)×2 = 18cm2となります。

刺青・タトゥーの面積計算方法

面積を入力後(半角にて)、【計算】ボタンをクリックしてください。

13212132

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料金
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※上記の金額は目安となりますので、正しい金額はクリニックで診察(無料)の上、サイズを測定しお見積りをご提示いたします。お気軽にお問合せ下さい。